2016年4月19日にアルゼンチンで行われました。
第15代目チャンピオンはスウェーデンのJon Arvid Rosengren氏、31歳!
刺激になります。
日本代表の石田さん、森さんもお疲れ様でした。
どれだけの努力を積んでこのコンクールに臨まれたか、少しだけですが存じておりますので私も残念に思います。
来年は全日本最優秀ソムリエ・コンクールが行われる年です。第16回チャンピオンを目指してまた挑戦されることでしょう。ひとまずはアルゼンチンの美味しい料理とワインと共に疲れを癒されたことと思います。
アルゼンチン料理と言えば、肉です!アルゼンチンのひとりあたりの年間肉消費量は約110kgで、うち牛肉は60kgとか。ステーキや炭火焼で食べるようです。
そこで今までで印象に残っている牛肉料理を思い出してみました。
まず美味しかったな、と思い出すのはアメリカ合衆国、カリフォルニア州の
確かリブロース。火入れが素晴らしく、特に芯の部分なのか柔らかく、旨味が強く、本当に強く。しっかりと記憶に残っております。
ワインはナパ・ヴァレーNapa Valley、グロースGrothのカベルネ・ソーヴィニヨンCabernet Sauvignon。しっかりと、凝縮度の高い上質な赤ワインでした。
こちらはロックフォール・チーズの生産者を訪問した時に、フォックフォール・シュール・スールゾンRoquefort-sur-Soulzon村のすぐ近くのホテル・レストランで頂いた一皿です。濃厚なチーズのソースがたっぷり。肉が硬くておいしくなかったのを覚えています(笑)。
こちらはミラノで、オッソ・ブーコ。仔牛のすね肉の輪切りで、骨の中の髄も頂きます。サフランを使ったミラノ風リゾットが添えてあります。ワインはオルトレポ・パヴェーゼOltrepò Paveseを頂きました。
ウィーンではヴィーナ―・シュニッツェル
やはり仔牛は成牛よりもあっさりとした肉質ですね。薄く叩いて伸ばし、油で揚げ焼くことによってこくのある料理に仕上がります。私は赤ワインと頂きましたが、ウィーンのゲミシュター・サッツGemischter Satsとも相性が良いと思います。
次回は肉の話その2、イタリアのビステッカ・フィオレンティーナやスイスの肉料理、ワインなどをご紹介いたします!
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